防音フローリングL40とL45の違いとは？防音フローリングの遮音性能について
防音フローリングを選ぶ際に、L40やL45などの数値をで防音性能が違ってくるのをご存知ですか？
L40やL45とは「遮音等級」を数値で表したL値と呼ばれるもので、生活音が響きやすいマンションなどの集合住宅では、マンションの管理組合などから求められる騒音対策としてこの様な遮音等級の規定が定められています。
床をリフォームする際は、そうした規定に沿ったフローリングを選ぶ必要がありますが、一般的なマンションでは遮音等級L45がほとんどですね。
私が知る限りその上のL40まで求められる案件には出会ったことは有りません。
値段も当然高くなりますから、まあ当然といえば当然。それよりもどんな防音対策をするかもそうですが、近所迷惑にならないために子供のしつけや自身の生活スタイルをみんなが意識することも大切なことでしょう。
防音フローリングの遮音等級を表す 「L値」とは？
「床の遮音等級」を表す基準のL値は、L40~L80まで細かくレベル分けされていますが、L値は数字が小さいほど、遮音性能が高くなります。
先程も書きましたが一般的なマンションでのリフォームではL45以下を求められることが一般的です。
また、L値には「LL」と「LH」という２種類の区分けがあります。
LLはイスの移動音や食器の落下音など、人が不快に感じやすい高い音のことです。
LHは歩行音や人が跳ねた時のドスンとした音に対する遮音レベルを表します。
今日の話の軸であるクッション性のある防音フローリングが効果を発揮するのは、主に軽量床衝撃音です。
なので一般的なマンションリフォームなどでは最低限のLL45以下あれば、おおよそ規定もクリアし騒音も気にならない程度だといえるのです。
クレームを貰わないために他に対策できることとして
音や臭い（悪臭）はみんなが嫌なものです。
特に集合住宅では、戸建てと違い一つの建物に自分以外の人が規模にもよりますが何百人と生活しているので、相手にとって不快な場合はすぐにクレームが来るでしょう。
どうやったらクレームが抑えられるか？
それは周辺の方々とより良い関係性を築く努力を忘れないことです。
例えばリフォームを行うタイミングでちゃんと挨拶に行く事は必須ですね。
リフォームの知らせもない状態である日いきなり朝からどんどん工事の音で静かな生活が壊される人の気持ちになると良いです。
十分防音の性能を発揮してその効果は出ているにも関わらずクレームが来るとしたら、もはや音とは違う意味合いでの文句でしょう。
なにか音がするな・・・・・程度では普通クレームは出さないし、生活音レベルだと文句の言いようも無いですが、挨拶がなかったりすると人は怒ります。
例え最初の挨拶を下からと言っても、その後何もしないってこともだめです。
合間合間に、あなたを気遣ってますという姿勢は崩さずに、たまに「ご迷惑おかけしています」と機嫌を取っておくことも一つのテクニックと言えるでしょう。
そして、無事に工事が完了したら、おかげさまで無事に工事が終わりました。工事中はご迷惑おかけして申し訳ございませんでしたと、手土産の一つでも持っていけば完璧です。
心理学で言う返報性の法則ですね。
集合住宅で生活する以上は避けて通れないことですから、お互い様の精神で助け合いましょう。
もし
あなたでは無い人がリフォームしていて、ご挨拶に来たのであれば快く受け入れて置くと、将来あなたがリフォームするときにもきっと味方になってくれるはずです。
冗談みたいな話に聞こえるかもしれませんが、これは大事なことです。
今日のブログの一番大事なことだと言っても良いくらいの知識を書いていますので、今後リフォームを計画しているのであれば思い出してくださいね！
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