タイトルにあるように７月３日
東京新橋のビルでガス爆発事故のネットニュースを見て
正直・・・・なんとも言えない気持ちになりました。
最初は「ガス爆発なんだ」って感じで
目に入ったのですが
段々と情報が更新されていくと
私と同業
つまり内装業者が原因だと言うじゃないですか・・・・
この事に対して
なんとも言えない気分になったのです。
対岸の火事っていう軽い気持ちで
いられないっていうか
最新の情報では
内装工事をしていた業者が「ガス管のふたの部分が出っ張っていて、取ろうと思って工具を使って回した」
って出ています。
このことから
私なりの見解ですが
内装業者って言っても
実際に手を加えたのは、内装会社の社員とか社長とかではなくて
外注先の職人だと思うんですよね。
その人がそれ自体をガスの配管と認識していたかも
疑うところです。。。。
これ
工事を受注している内装会社
もしかしたら会社が存続できるかどうかわかりませんよね。
損害賠償責任は一体誰がどうやってどれくらいの規模で
負うのか・・・・
考えただけでゾッとします。
もし私の予想どおりだとした場合
被害者は元請けの内装会社も同じですよ。
職人の勝手な行動で
大事に育ててきた会社が潰されてしまうなんて
ありえないですからね。
私もある程度の作業は行いますが
それでも絶対に手を出さない作業があります。
それは
専門性の高い
電気工事
ガス工事
水道工事
これらは
どんなに小さな作業でも自分ではやりません。
それくらい
僕はビビりです。
ビビりですが
もし・・・・・ってなったときの怖さを知っているから
やらないんです。
たとえお客さんが
大丈夫だから、責任は取らせないから
って言っても
絶対にやりません。
ちゃんとした僕の会社のチームである職人さんに
やってもらいます。
もちろん費用は発生しますから
それは事前にお客さんに了承を取ってから行います。
そんな予算は無いって言われたら
受注はしません。
そんな簡単なことでは済まされないかもしれないから
自分の会社がなくなったり
家族が路頭に迷う事になったり
絶対に避けたいですからね。
っですから
素人の方で手先が器用だったり
そうでなくてもyoutubeで学べばできるだろうと
たかをくくっていると痛い目に逢いかねませんから
絶対に素人の人が電気や水やガスは触らないようにしたほうが良いです
だって
内装のプロである僕でさえ
専門外の作業は手を付けないのだから
まあ
この記事を書いている理由としては
末端の作業員である職人の意識レベルを引き上げないと
一生この手の問題は無くならないってことは絶対に言えます。
もしかしたら・・・
ひょっとしたら・・・
やらないほうがいいかな？
聞いたほうが良いかな？
もう一度確認したほうがいいかな？
つまり報連相ってやつですね。
これができない職人が多すぎます。
何故か・・・・出来ないのか
やらないのかわかりませんが
結果やらない。
自分のことだけしか考えてない職人がいるために
今回のような事故が起こってしまうのです。
内装業に限らず
建築業ってこんな世界なんですよね。
その中でも
福岡内装センターでは
選りすぐりの職人集団でチームを組んでいますから
絶大な信頼はあります。
それでも
要所要所での確認作業は必須です。
お互いの思い込みによって
やって欲しい事とやった結果が
全く違ったものになることもあるからです。
今回
運悪く元請けになってしまった内装業者の社長やその家族の気持ちを
考えると・・・・・
他人事では無い気持ちです。
この事から絶対に学ぶべきだと思っています。
同じことが起きないように
気を配って、チームも結束して
現場作業を行っていきます。
最後に
内装業者さんの事ばかり書きましたが
事故による怪我をされた方の回復が一日でも早くできればと思います。
