壁紙張替工事によくあるトラブルとは
自宅の壁紙を張り替えることを決めて、いろんな内装業者さんに問い合わせた結果、最終的にココの内装会社さんにクロスの張替えをしてもらおうと決めて信頼もしていたのに、張替が終わって仕上がりを見てみると
想像したものとは違う仕上がりになっていた・・・
今回のお話は
壁紙張替のときに、必ずと行っていいほど発生する「ある現象」について解説していきたいと思います。
トラブルにならないために、しっかりとこのブログを読んで事前に知識をつけておいてください。
壁紙に空気が入ったような膨れが出ている
これ
依頼者がびっくりして問い合わせされるケースの第一位にランクインする位ポピュラーな問題です。
張った後の壁紙に空気が入っている様に見える現象って本当に有るんですよ。
例えばこんな感じ
青い丸の部分あたりに複数の膨れみたいなものが確認出来ますよね。
これは明らかに、空気が入っています。
しかし
これが施工不良なのか?と言うと決してそうでは有りませんのでご安心ください。
クロスを貼ることが下手くそだとか、注意不足だとかそういったことではございません。
こうやって空気が入ってしまうことの原因がちゃんとあるのです。
壁紙に空気が入ってしまう原因とは?
壁紙って、実は表面と裏とで二層になっているんです。
すでに張っている壁紙を剥がしたときは、表面の壁紙しか剥がれてこなくて、裏紙は壁にくっついて剥がれずにそのまま残ってしまうんですよ。
僕ら業界の人たちはこのことを「裏紙」と言うんです。
裏紙が残っている
こういった表現をするんですよね。
裏紙が剥がれずに壁に残っている状態で、新しくその上から壁紙を貼ることになりますが、新しく貼る壁紙の材料には水で溶いた壁紙専用の接着剤が塗布されています。
その水糊によって、剥がされずに壁に残った古い裏紙が水糊の水分によってふやけてしまい、ボコボコと浮き出て来るんです
そうなった状態が先程の写真のような現象になって見えるから、初めて見たお客さんはびっくりするんですね
こうなる現象は僕たちは当たり前なので、ついうっかり事前に説明することも忘れてしまう事があるので、説明を受けていないお客さんとしては当然
なぜこうなるのか?って不安をぶつけて来ます
これはホント
事前に説明していなかった私達のミスだと思います
が
しかし
先程お伝えしたように、これが施工不良なのかというと決してそうでは有りません。
1週間様子をみてください
一週間様子をみてください
空気が入ったような現象なることを事前にお伝えしても、あとでお伝えしても必ずこの言葉をお伝えいたします。
新しく張ったクロスの水糊の水分が乾燥してくれば、空気が入ったような浮きは収まりますので、のりが乾くまでの時間の間お待ち下さい
そういった意味です
のりの水分が乾燥すれば、それに伴い浮いていた裏紙もまた最初の様に壁に馴染んでうきは収まります。
不思議な現象ですがそうなるのです。
まとめ
下地が悪ければ悪いほど
クロスの張替を行った回数ほど、下地のコンディションは悪くなりますから、クロスの仕上げにも当然関わってきます。
空気が入った様になる現象は、施工不良では有りません。
張替が終わった後でボコボコしていても決して慌てずに一週間程度様子を見てください。
以上が今日お伝えしたかったことです。
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