今回はですね
マンションなどに見られる天井のひび割れに着いてお話致しますよ
マンションと言っても、最近のマンションにはあまり見られない現象なのですが
そうですね〜
一概には言えませんが
今から大体20年か以上前に建てられたマンションや
あとは団地みたいな建物に多く見られます
天井の壁紙がひび割れている
このブログを読んでくれている方はきっとこの症状が出てて
困っているんですよね
たとえば
こんな感じで
まさに
地面でいうと地割れみたいな感じでひび割れが走っています
これってうちの家だけなの?
手抜き工事物件かも?
ってご心配になられているかもしれませんが
先ず
手抜き工事かどうかは、すみません
私の会社では調べることは出来ませんので
然るべき機関などで調べていただくしか無いのですが
知り合いのマンションでは天井にひび割れなんて無いみたいだし
どうして自分のマンションだけこんな事になるのか?
その原因はですね意外と簡単なことだったんです
コンクリートに直接クロスを貼っているから
答えはこうです
クロスを直接コンクリートに貼っているからなんですよね
みなさん、ちょっと思い浮かべていただきたいのですが
普段、生活している中で、カフェや商業施設などにでかけたりしますよね
オシャレなお店なんて、コンクリートむき出しの内装をしているお店もあります
そんなお店の壁や床を注意して見てみてください
必ずと行っていいほど、ひび割れている箇所があるはずです
では
なぜコンクリートにひび割れ(クラック)が入ってしまうのか?
コンクリートにひび割れが入る原因に着いて詳しく書いてくれている記事がありますので
ひび割れの原因についてはこちらを参考にされてみてください
コンクリートひび割れの原因について
※コンクリートメディカルセンターさんの記事から抜粋引用させて頂いてます
おわかりでしょうか?
流れはこうです
コンクリートの上に直接クロス壁紙を貼る
↓
何らかの原因でコンクリートにクラック(ひび割れ)がはいってしまう
↓
それと同時に壁紙がひび割れに耐えられず、同じ様な形でやぶれてしまい
ミミズ腫れ膿瘍に裂けてしまう
おわかりでしょうか?
この後の流れをもっとお話いたしますと
クロスがひび割れて破れているのを発見
↓
クロス屋さんの手抜き工事だ
↓
クレームの電話(お客さん)
↓
呼ばれて説明する
↓
どうにかしてもらわないと困る(お客さん)
これが大体鉄板の流れですが
今あなたはどの状態でしょうか?
ひび割れているから補修して欲しいと言われた業者さんの気持ちとしては
「いや・・・ちゃんと貼っているし、引き渡しの時はひび割れなんてなかったし原因は下地のクラックでしょ」
って言うのが本音ですし、ちなみに私はしっかりとこのことをお客さんには伝えますし
大事なのは現場調査の段階で伝えます
ひび割れが原因でクレームをもらったことは過去にありますから
その経験を生かして、せっかく出会ったお客さんとトラブルにならないようにしています
伝えていて、承諾してもらって実際にクラックが入ってしまったら
それはそれでその後の対処の仕方もありますから
少なくても
施工不良手抜き工事だって言われなくてすみますよね
なので
もしコレを見ている同業者の方は、事前に説明することの重要性を知っておいてください
それでは
クレームをもらうことはあります
壁紙貼替えの時に
クラックを発見したら、パテ処理で対応出来るくらいのクラックなら
パテ処理で収めたりすますが
貼替えなので、下地のクラックが見えない発見できない時が
たまに有るのです
そうすると
そのままの下地状態のままクロスを貼ることになりますよね
で
数日経ってから「ひび割れがはいっています」とお電話を頂くことに・・・・
その際は、またご説明するのですが
対応としてはこうです
お客さんに
管理組合か管理会社か不動産を通して、今回の事情をお話くださいとお願いします
内容については
このまま、再度クロスを張り替えてもらっても同じことの繰り替えだから、そもそものコンクリートのクラックの補修をお願いします
これを伝えてもらうようにお願いしています
もし、うまくお客さんで説明できないって言うことであれば、私が代わりに説明しますともお伝えしますが
業者である私が、説明するとどうなるか?
管理会社である相手は、業者が自分たちの原因をこっちに押し付けているって言うふうに捉えてしまう残念な人もいるんですよ実際に
悲しい出来事ですが私達クロス貼替え業者の立場から言いますと
クロスって厚みが何ミリあると思いますか?
たかだか紙一枚の世界ですよ?
そんなシビアな材料をなるべくきれいに見えるように、粗い下地も一生懸命下地処理して
クロスを貼れるように仕上げる
でも
そもそもの下地であるものにひび割れがはいってしまってクロスが破れたのであれば
その原因は下地のせいでしょ?
ならその下地をクロスを貼れるようになるまでしっかりとした下地に作り直してください
更に、下地が出来たのであれば、クロスを張り替えますが、その費用は
被害を受けているお客さんでも無く
弊社ではもてませんから、ひび割れの原因を作った会社のあなた方に補修の工事代金は請求しますからお願いしますね
これが正しい対処の仕方だと思います
そして、もし管理会社や不動産や大家さんが対応してくれないなら
あなたが思う対処法で対応するしか無いのではないでしょうか
クロスはコンクリートに直接貼るものでは無い
もう、、コレしか無いですよね
クロス下地は石膏ボードが最適です
なぜコンクリート下地に直接クロスを貼るようになったのかの原因はわかりませんが
おそらく、石膏ボードを貼る手間を省き、工事代金が安く収まるようにしているのが
発祥なような気がします
コンクリートに直に壁紙を貼ると
クロスとクロスの張り合わせのジョイントがすぐにめくれてしまいます
こんなの見たこと無いですか?
これも通常の石膏ボードに貼る方法ならありえませんが
こうなるってことはコンクリートに直接貼っている事が原因なのです
絶対って言っていいほどこうやってめくれて来ますからね
コンクリートのクラック処理をクロス用のパテで行うのは良い訳がありません
適しているわけが無い
もし
あなたのご自宅でも、こうなってしまったらしっかりと下地処理をしたあとに
壁紙を貼ってもらいましょう
壁紙貼替え工事のご依頼方法は
弊社のホームページに記載していますので
そちらからお願いします